「効果と注意点」マインドフルネス瞑想のやり方5
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■「日常に取り入れる方法」マインドフルネス瞑想のやり方4
<注意点>
■必要なときには中断する
瞑想では心地いい気分になることもありますが、時に、抑圧されていた不快な感情が呼び起こされることもあります。
マインドフルネスはいわゆるネガティブな感情に対し、巻き込まれずに向き合う効果的な手法ではありますが、圧倒される場合は無理をせず中断してください。
強いトラウマなどを抱えている方は、専門家の指導の下で実践することをお勧めします。
■特定の体験を追い求めない
瞑想をすることで心地よさを感じたり、リラックスしたり、無思考の状態が起こることがありますが、そういった特定の体験を追い求めないことです。
集中するときもあれば、そうでないときもある。
それすらも評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ「観る」こと、ただ「気づいている」ことが大切です。
<効果>
マインドフルネス瞑想を行うことで得られる効果は色々ありますが、ここでは10年以上実践している私の体験を書きます。
ヨガやヨガセラピー、別の瞑想法なども行なっているので純粋なマインドフルネスの効果とは言えないかもしれませんが、マインドフルネス瞑想だけでも十分起こりうることです。
1)ストレスが減る
マインドフルネス瞑想では心を「今」に置くので、過去をいつまでも引きずったり、先のことを考えすぎて悩んだりということが減りました。
瞑想を行うことで、それまで考えていたことが実は大した問題ではなかったと気づかされることも多々あります。
2)集中力UP
今やっていることに心を込める習慣がつくため、集中力が増しました。
緊張するような場面でも、以前と比べると人の目や結果が気にならなくなったため、自分の持つ力をフルに発揮できるようになってきています。
3)幸福度UP
「今」に意識が向いていると世界が生き生きとして見え、感覚が生き生きと感じられ、生きている実感が強まります。
今を否定せず、ここにないものを無理に追い求めず、いつか何かを達成したあかつきに幸せになるという考えではなくて、今ある幸せに気づけるようになりました。
4)人間関係の改善
先入観を横に置き、今この瞬間、目の前にいる人と関わることができるようになってくるので、自然と他者への愛や繋がりを感じられることが増えてきています。
また、他者の感情を想像して気に病むということが少なくなりました。
5)ありのままの自分にOKを出せる
怒っている、悲しい、嬉しい、好き、嫌いなど、今起きている感情を判断せずにそのまま受け止めることができるようになるので、自己肯定感が増しました。
昔は自分のことが大嫌いだったけれど、今は、どんな自分もOKだと感じています。
まったく怒らなくなったとか、常にハッピーとかいうわけではなくて、もちろん上記のことがいつも完璧にできているというわけでもなくて、人生で起こるいろんなあれやこれやの中で、起きていることを受け入れられるようになりました。
これが一番の恩恵だと感じています。
◇
マインドフルネス瞑想のやり方シリーズはこれでおしまいです。
少しは参考になりましたでしょうか?
ここに書いたものはほんのさわりというか、ごくごく基本的なことばかりですが、継続して実践することで、きっとその効果を実感できるはずです。
よかったら、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
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