予約ゼロの日
きのうはTAMISAに行ったら予約がゼロ。
あらま、、と思いつつ、ギリギリに予約してくれる人もいるからもう少し待とうと、一応クラスはやるつもりで準備をする。
換気のため空いていた窓を閉めてエアコンをつけ、静かな音楽をかけて、お香を焚く。
(写真も撮る笑)
TAMISAのクラスは参加人数の幅がかなり大きくて(クリパルだけ?)、2〜3名のときもあれば、10名程のこともある。
予約ゼロでクローズになったことも、過去2〜3回ある。
以前はこんなふうに生徒さんが集まらないと、もっといろんな感情が渦巻いていたな、と思う。
今あまり動じなくなったのは、そこに価値を置いていないから、、といえば聞こえはいいのだろうけど、たくさん集まってくれることもあるので、まあたまにはこんな日もあるさ、という思いの方が大きいのかもしれない。
だけど、心の中をよーく覗きこんでみると、人が集まらない = 自分には価値がない、という思いも、ほんのわずかにまだ残っているようだった。
そのバカバカしさにはもううんざりするほど気づいていて、それじゃあ人がたくさん集まったら自分には価値があるとでもいうの?
たくさん生徒さんが来てくれたとしたら、それって私に価値があるから??
あまり人が集まっていないクラスは、その先生に価値がないから???
もうこんなバカバカしい競争からは降りたいと、心底思う。
何かができても、できなくても、私たち一人ひとり、存在しているだけで価値があるんだ。
ちなみにこの思いがより強くなったのは、以前イベントで、私の先生であるトシさんのアシスタントをしたときの話。
なぜかその日はトシさんのクラスに人は少なめで、他のクラスは随分賑わっていた。
私にとって自分の先生であるトシさんのクラスはある意味「正解」であり、実際アシストに入らせてもらってもやはりとても素晴らしいクラスで、ってことは、トシさん自身はもちろん、そのクラス内容がいくら良くても、いろんな要因で人が集まらないってことはあるんだと、心底腑に落ちる体験だった。
実際物事には複雑な要因が絡み合っていて、こうだからこうなった、なんて断言できることなどないのだろう。
人は、自分が見たいように、世界を見ている。
で、まあその無意識の反応の輪を断ち切っていくのがヨガであり、瞑想なのだと思います。
だからこういうとき大切なのは、人が集まらなくたって自分には価値があるって「思い込もうと」することなんかじゃなくて、まず自分の中に何が起きているのか? それを知ることです。
そしてそれをしっかりと味わうこと。
結局この日はギリギリでひとり生徒さんが来てくれて、マンツーマンならではのクラスを行い、その生徒さんといつも以上に深い繋がりを感じることができて、満たされた気持ちでスタジオを後にした。
とはいえ、もっと多くの人にクリパルを知ってもらい、体験してもらいたいという思いも強くあるので、そのためにできることはやっていきますけどね!
TAMISAでは日曜12:40〜と、火曜19:00〜クラスを担当していますので、興味のある方はぜひご参加ください。(宣伝!)
かといって、来れないことに対して申し訳なさとか感じる必要も一切ないですからね。
あなたが必要と感じたときに、受けに来てください。
私は、自分自身のためにクラスをやっていて、同時に、この場を必要としている人のために、クラスをやっています。
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