クリパルヨガとは

クリパルヨガは、いかなる形であれ、外見的完璧さを目指すものではありません。
それは完璧な肉体でも、完璧なヨガポーズでも、あるいは完璧なヨガ的ライフスタイルを生きることでもありません。
クリパルヨガは、人生で展開するこの瞬間の現実に対し、きちんと存在していくための方法です。
ー 書籍「クリパルヨガ」より
クリパルヨガとは?
インドのヨギ、スワミ・クリパルの教えをもとに1960年代のアメリカで生まれ、ホリスティック医学や人間心理学、教育学などを取り入れて発展した、現代的なアプローチのヨガです。
ポーズの完成度を追い求めるのではなく、今この瞬間に実際に起きていること(身体感覚、思考、感情など)に意識を向けて、ありのままを受容する慈悲の心を育みます。
自分自身を深く理解するセラピー的な要素があり、ヨガで得た気づきを日常に生かすことを目的としています。
クラスでは、きつすぎず、ゆるみゆぎない「エッジ」を探り、安全にポーズを深めます。
エッジでたっぷりと呼吸をすることにより、プラーナ(生命エネルギー)が活性化され、日常の「考える」モードから「感じる」モードへと移行していくため、自然と内面への気づきが生まれるでしょう。
一人ひとりの体力や柔軟性の違いを尊重して進めますので、ヨガがはじめての方でも安心してご参加いただけます。

クリパルヨガは、「意識のヨガ」や「自己探求のヨガ」とも呼ばれるように、自分を見つめ、自分自身への理解を深めていくことを大切にしています。
どんな感情や感覚も本来健全なものですが、多くの場合私たちは「これはいいもの」「これはよくないもの」とジャッジを繰り返しています。
クリパルヨガでは、そういった判断や評価をいったん横に置いて、「今この瞬間、何が起きているのか?」というところに意識を向けていきます。
ヨガクラスの中でこうした判断のない自己観察を深めていくことにより、自分は今何を感じているのか、本当はどうしたいのか、それを妨げているものは何なのか、といったことが、自然と浮き彫りになってくるでしょう。
クリパルヨガは、命の表現を妨げているものに気づきを向けて、自分を縛る条件づけから解放され、本来持つ力が発揮されていくことをエンパワーします。
一方で、完全に解放されることをゴールとして目指している訳ではありません。
そのプロセスの中にいる今のあるがままの自分を受容していくことで、そもそも解放されており、不完全なままで完璧だったということが、自然と思い出されてくるでしょう。
目指すべきは完璧さではなく、今に存在することなのです。

*クリパルヨガについてもっと詳しく知りたい方は、クリパル・ジャパンHPのクリパルヨガとはをご覧ください。
*米国クリパルセンター本部のウェブサイト
https://kripalu.org
