2020
あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は年末にかけて個人的に心揺さぶられることが起きていまして、ブログを書く余裕があまりありませんでした。
決して悪い出来事ではなく、むしろ喜ばしいことだったのだけど、自分のキャパを強引に広げられるような感覚で、現実についていくのに精一杯だった。
前回も書いたけれど、本当に好きなことや、本当にやりたいことって、ときに、すごく怖かったりします。
だけどまーこれまでヨガやヨガセラピーのトレーニング及びスタッフとして関わらせてもらうなかで、吐きそうなほどの恐れや緊張は何度も経験済みですので、昔に比べるとずいぶんハートは強くなりました笑
この一年、私を含めたみんなが、本当に好きなこと、本当にやりたいことと繋がっていられますように。
一歩を踏み出す勇気が持てますように。
そして必要としている人には、少しでもそのサポートができますように。
(写真は、いつかの釜山のゲストハウスのエレベーターで)
*色々あったおかげでだいぶ遅くなりましたが、1月のスケジュールもアップしています。
都合により、伏見クラスはしばらくお休みとさせていただきますのでご了承ください。
また、1/4(土) から1/9(木) までフェニックス・ライジング・ヨガセラピスト養成コースのスタッフとしてオリエンテーションに参加するため、その間のクラスは休講となります。
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【2/15】静けさに還るマインドフルネス瞑想@下北沢
下北沢クリパル・ジャパンにて、マインドフルネス瞑想のワークショップを開催します!
やろう、と決めてからここまで、1年以上かかりました。笑
もともとは、もし何かできることがあれば、私にとって大切な場であるクリパル・ジャパンでワークショップをやりたいと、長いあいだ漠然と考えていたんです。
(クリパル教師であれば、企画が通ればクリパル・ジャパンでワークショップを開催することができます)
ある日スタジオでスタッフ&クリパル教師であるふみちゃんと話をしていたときに、「何かやりたいのなら、ぜひ!」と背中を押してもらって、そういえばここ数年マインドフルネス瞑想会をワークショップ形式で開催していて、自分の中でも形になってきた実感があったので、東京でもシェアさせてもらおうかな、と思いました。
クリパルヨガを伝えていくにあたり、マインドフルネスを入り口にすることはとてもわかりやすく、興味をもってもらいやすいという実感もあったため、クリパルを広めるサポートに少しでもなれば、という思いもあります。
だけど、本当にやりたいことって、とっても怖かったりします。
瞑想関連はすでに大先輩方がワークショップなど開催しているし。
ワクワクと恐れは同じエネルギー、なんて言葉を聞いたことがあるけれど、まさにそんな感じで、それはもうめっちゃ怖かった。笑
だからふみちゃんに「やってみる!」って宣言したあと全く応募する気配がなく心配されたりしていました。
けれど、ここまで10回以上瞑想会を開催してきて、もともと瞑想が苦手だった私だからこそ伝えられるもの、伝えたいものがある、って思うようになりました。
そしてこの頃は怖いと感じるものほど飛び込んでみよう、とも思っています。
未知のことは怖いけれど、それは、成長の最先端、創造の最先端。
そんな先の見えない恐れのなかにとどまるためにも、マインドフルネス瞑想はとても役に立ちます。
瞑想に苦手意識を持っている人や、日々やらないとと思いつつ時間がとれない人にこそ、参加してもらえたら。
ちなみに今はもう恐れはすっかりワクワクに変化して、当日がとても楽しみです。
(あとは、裏話ですけれど、私がチャレンジすることで、他のクリパル教師たちが、自分も何かやってみよう!って思うきっかけになったらいいなと思っています)
静けさに還るマインドフルネス瞑想
慌ただしく過ぎていく日々のなか、ほんの少しだけ「すべきこと」や「気になること」を脇に置いて、自分のためだけに時間を使ってみませんか?
マインドフルネスとは、「今、この瞬間」に起きていることを、何の判断もせずに、あるがまま観察すること。
思考を完全に消し去って無になろうとか、何か特別な神秘体験を求める必要もありません。
ただ、今、この瞬間の自分自身に意識を向けていくこと。それこそが、私たちの内側に元来ある静けさと繋がる、大切な鍵となります。
そして、今、この瞬間のあるがままに安らいだとき、日常との関わり方が、ほんの少し変化していることに気がつくかもしれません。
マインドフルネス瞑想の基本的なやり方を知りたい、体験したいという方におすすめのワークショップです。
また、日頃からマインドフルネスに親しんでいる方にとっても、仲間と共に瞑想する時間を持つことは、日々の実践の大きなサポートとなるでしょう。
<講師からのメッセージ>
私が瞑想と出会ったのは、15年以上前。都内で行われていたヴィパッサナーの瞑想会に参加したのが最初の体験でした。
その後インドでヨガと瞑想を学び、自分なりに続けていたのですが、当時の私の瞑想へのイメージは、ただただ「難しい」の一言に尽きました。
集中できないこと対しての自己批判が強く、やればやるほど苦しくなる。どうなれば正解なのかがわからない。
帰国後、日本でクリパルヨガに出会い、「あるがままの自分へ意識を向ける」というマインドフルなあり方を学ぶうちに、瞑想とはどこにもゴールがなく、言わば一瞬一瞬がゴールなのだと理解することができました。
そこからは、マインドフルネス瞑想をすることは、私にとって「自分を許す」ことと同義となっていきました。
今起きているあるがままに意識を向けて、今の自分にOKを出すこと。
このワークショップが、そんなマインドフルなあり方に触れる時間になればと願っています。
<講師プロフィール>
20代前半から東南アジア各国を旅する。同時期に心身のバランスを崩しはじめ、抑鬱状態に陥る。数年の療養生活で幾分症状が緩和されてきたころ、昔から心惹かれていたインドへ1人旅をする。インドの不思議な魅力に取り付かれ、渡印を重ねるなかで、ヨガと出会う。ヨガで得られる心の静けさに魅了され、北インドはリシケシやバラナシで伝統的なハタヨガや瞑想を学ぶ。その後、地元東京でクリパルヨガと出会う。湧き起こるネガティブな気持ちさえをも否定せず、あるがままを見つめていくクリパルヨガの練習を続けるうちに、このままの自分でいいのだと心底感じ、生きることが楽になる。2008年にクリパルヨガ教師となり、翌年、結婚のため京都へ移住。現在は京都を拠点に、クリパルヨガやマインドフルネス瞑想の指導を行なっている。
・米国クリパルセンター公認ヨガ教師
・フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認セラピスト
<開催概要>
【日 時】2020年2月15日(土) 14:00〜17:00
【場 所】クリパル・ジャパン
【指 導】鈴木千絵
【受講費】4,500円(税別)
【対 象】どなたでもご参加いただけます。
【締切日】お申込・お支払いの締切は、2月10日(月)となります。
【持ち物】暖かく動きやすい服装(上着や靴下など)、ヨガマット(レンタル無料)、ノートとペン、飲み物
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クリパルヨガとアーユルヴェーダ2
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■クリパルヨガとアーユルヴェーダ1
初日の朝に実際にクリパル・アーユルヴェディックヨガを受けたあと、心はとても落ち着いて安定していてクリアで満足していて、つまりは「今に存在している」という状態だった。
アーユルヴェーダでいう治す、変えていく、っていうのは、本来の自然な状態に戻すことを手助けするっていうことで、なーんだ、やっぱりエッセンスは変わらないんだな。
そればかりか、「ただ気づきを向ける」よりとても優しいアプローチだと感じました。
私たちは多くの場合、頭の中が忙しく、体は緊張し、今に満足することができません。
そんな状態で自分と向き合うっていうのはなかなか難しいことで、まず心身を落ち着かせ、安定させて、そこから、あらためて自分を見つめていく。
同時に、心身を落ち着かせ、安定させていくためにも、まずは今のありのままの状態を観察する。
私が好きな言葉で、このホームページにも載せている一文があります。
変えられないものを受け入れる落ち着きを、変えられるものは変えていく勇気を、そして二つのものを見分ける賢さを ー「平安の祈り」より
アーユルヴェーダのアプローチは、この、「変えられるものは変えていく」の部分に特化しているのだと感じました。
と、いうわけで、私が今回学んだことはほんのさわりの部分だけれど、少なくともアーユルヴェーダのエッセンスを体験してもらう技術は学んできたので、ここからそれを更に磨いていく必要があるわけですが、やっていかないと忘れていってしまうので、未熟ながらも少しずつシェアしていきたいと思っています。
まずは、その第一弾、TAMISAとNadiにて特別クラスを開催します!
アーユルヴェーダについての知識は不要ですので、ご安心くださいね。
冬の心と体をケアするクリパルヨガ
新しい1年の始まりに、セルフケアのための時間を持ちませんか?
このクラスでは、自分を見つめるクリパルヨガに、インドの伝統的医学システムである「アーユルヴェーダ」のエッセンスを取り入れて、冬の心と体をケアするためのヨガを行います。
冬はヴァータ(風、空)という質が増加し、私たちの心身にも、冷えや乾燥、体のこわばり、緊張、不安などとして表れます。
ゆっくりと体を温めるヨガや呼吸法を通して、安定感や落ち着き、静けさを取り戻していきましょう。
暖かい服装をご用意の上、ご参加ください。
@TAMISA
【日時】1月12日(日) 12:40-14:00
【場所】ヨガスタジオTAMISA(京都三条)
*通常クラスと同様にご参加いただけます。
ご予約・お問い合わせはTAMISAまでお願いいたします >
@Nadi
【日時】1月13日(月祝) 13:00-15:00
【場所】ヨガスタジオNadi(京都三条)
*たっぷり2時間の特別クラスです。
ご予約・お問い合わせはNadiまでお願いいたします >
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クリパルヨガとアーユルヴェーダ1
どのくらい興味を持って学べるのかわからないまま受講した、300時間クリパルヨガ教師トレーニングの「ヨガとアーユルヴェーダ」モジュール。
クリパルヨガのアーユルヴェーダ部門の基礎を学ぶトレーニングです。
目的は将来的に必要だと感じている500時間のクリパルヨガ教師になるためで、いわば資格取得のため。
だけどもちろん、そこで自分自身のヨガの体験を深め、ティーチングのツールを磨きたい、新しいものがあれば吸収したい、という気持ちで臨みました。
私の中にある「伝えたいもの」というのは明確で揺るぎないものなのだけど、それをいかに必要としている人へ届けるか、というのは、やっぱりツールを磨く必要があると常日頃から痛感しています。
その人を変えようとこちらから働きかけるのではなく、本人が自ら気づいていくこと。
そんな「気づきを促す」ためにはある種の技術というかやり方があって、そのあたりはクリパルやフェニックス・ライジング・ヨガセラピーはかなり徹底していると感じています。
と、こう書くと何か操作的に感じる人もいるかもしれないけれど、実際はその逆で、本人の持つ力と、自然のプロセスを信頼する、ということが根底にあって、こちらはあくまでもそのお手伝いをする、というスタンスです。
で、起きていることを、それがたとえ居心地の悪いものであっても無理に変えずに、「自分の中で何が起きているのか」というところに注意を向ける、というのが基本的な考え方。
自分自身が今に存在していれば自ずとそれは変化していく、あるいはそこから必要な気づきを得ることができる。
私はずーっとそうやってきていて、それを伝えることをしてきた。
けれど、アーユルヴェーダというのは、「こういったことがことが起きているのは○○のバランスが崩れているから○○をしましょう」、というアプローチだという印象が私の中で強かったんです。
何かを治す、変えていく。
それは決して悪いことではないのだけれど、今とは違った状態を求める姿勢に繋がってしまい、今に存在することから離れてしまうのでは?という思いが拭えなかった。
だけど。
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無為自然
少し日にちが経ってしまったけれど、先日アシスタントとして入らせてもらったフェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)応用コースでの、個人的な体験を書き留めておこうと思います。
そもそもこのところ、他者に対しての優劣や上下、みたいな競争から降りたいと強く感じていて。
そうすることが正しいとか素晴らしいとかっていうようりも、そこに巻き込まれているところに幸せはない、ということが心底腑に落ちて、けれどまだまだ自分のなかにはそういった部分がたくさん残っていて、ちょっと腰を据えてそこと向き合いたいと思った、という感じなのですが。
そんなテーマを持って臨んだ応用コース。
私の立場はアシスタントであり、今後セラピスト養成コースに進む人にとっては先輩にもあたる。
だけどこういう立場ってあくまでもこの時その役割を任せられているというだけであって、どちらが上とか下とかっていうのは本来ないわけで。
なのだけど、参加者の中には私より年上の方がいたり、数年前に一緒にトレーニングを受けた仲間が自身の勉強のため再受講していたりして、こういうとき、私はわずかに居心地の悪さを感じてしまう。
それは、「私はあなたたちより上の立場ではないんですよ」と言わんばかりに、妙に腰を低くしてしまいたくなるような感覚でもあった。
応用では毎朝セラピューティックヨガの時間があり、アシスタントも一緒に参加させてもらうことができた。
私の体は大抵とても力強く安定していて、けれどそこに対しての、何とはなしの居心地の悪さも感じていた。
そういえばシェアリングの時間では、ヨガの時間の中で不安定さを感じたというようなシェアも多く出ていた。
自分だけ(ではないんだけどね)できていることに対しての引け目。
それはそのまま私の日常でのあり方そのもので、だけどポーズが安定しているかどうかによって人の優劣が決まると思い込んでいる部分があったなんて、よくよく考えてみたら、なんだそりゃ??
セラピューティックヨガでは、そのときのフィーリングに対してより気づきを向けやすいような声がけがあり、個人セッションと同じく、体験を振り返り統合していく時間がある。
人に上下がないのだとしたら、それを心底理解していたのなら、上じゃないですよっていうジェスチャーをする必要もないわけで。
ただ、ニュートラルな自分でいたらいい。
これまでにもこういった気づきはあるにはあったが、体を通して感じたフィーリングはとても鮮明で強烈で、私の中に深く刻み込まれたような気がした。
素の自分でいるっていうこと、それはある種の強さであって、その感覚はそのまんま、「今に存在すること」とイコールだ。
私はいつも「あなたはあなたのままでいい」というメッセージを発信しているけれど、自分が自分のままでいるって、時に勇気がいることであったりもする。
で、それを妨げているものは何なのかに目を向けていくのが、このPRYTやクリパルヨガがやろうとしていること。
アシスタントという立場ではあったけれど、私自身もPRYTを受けたような濃密な時間でした。
さて、明日からは300時間クリパルヨガ教師トレーニング「ヨガとアーユルヴェーダ」のモジュールに参加してきます。
この応用アシスタントから今日までかなり忙しい日々が続いていたので、10日間どっぷり自分の学びに浸れるというのは、とても楽しみ。
多くの人と関わる時間でもあるので、引き続き自分の中のテーマにも意識を向けながら臨もうと思います。
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マインドフルネス瞑想会、再開します!
2017年から、誓願寺で続けてきたマインドフルネス瞑想会。
お寺という場所もあってか、初対面の方も含め、様々な人が参加してくれました。
マインドフルネスに興味を持って来てくれる方々は精神面への効果を期待する人が多いため、こちらが伝えたいことと求められているものとが一致しており、とてもやりがいがあると感じていました。
また、私自身、誓願寺は大好きな場所で、あの場所で定期的に何かをやる、ということは喜びでもありました。
けれど、今年9月から「民藝と古い器のカフェFUDAN」の2階スペースでヨガ教室をはじめたこともあって、今後はマインドフルネス瞑想会も同じ場所で開催していこうと思っています。
と、いうのも、ヨガもそうですが、瞑想って、続けることでその効果が期待できるんですね。
また、マインドフルネスとクリパルヨガはとても相性が良く、可能な人は両方を実践することで、より「今に存在すること」「気づきと共に在ること」を、体験を通して理解しやすくなります。
だから、できたらひとつの場所で両方を気軽に体験できるようにして、できるだけ続けやすい場を提供したかった。
(もちろん、瞑想会だけの参加も歓迎しています)
新しい会場は誓願寺に負けず劣らず、そこにいるだけで心が静まるような、とても落ち着いた雰囲気のお店の、文化教室スペースです。
年明けからは月1程度のペースで行えたらと思っていますが、年内は11月のみの開催となります。
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